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ユーザー参照マニュアル

25. テキスト

CADツールバー:

メニュー:

作図 - テキスト

コマンド:

text

説明:

このツールは一行または複数行のテキストを作成します。

手順:

  1. ツールを起動すると字体を選択し、テキストを入力するためのテキストダイアログが表示されます(図 47)。
  2. ダイアログ(図/1)の左上のにある字体名と属性を選びます。 利用できる字体の一覧は付録を参照してください。 「高さ」欄に、図面単位でテキストの高さを入力します。 デフォルトの行間を選ぶなら、チェックボックスをクリックします。チェックボックスをオフにし「行間」入力欄に値を入力すると行送り間隔を大きく、または 小さくする変更ができます。 入れられる値はデフォルト(1.0)に対する相対的な係数です。 有効な値は0.25から4.00の範囲です。 この範囲外の値は指定可能ですが、AutoCADのような他のCADプログラムとのデータ互換性を壊します。
  3. テキストの配置(図/2)を選びます。
  4. テキストの角度(図/3)を入力します。 通常の水平テキストの角度は '0' です。
  5. 大きなテキスト・ボックス(図/4)で作成するテキストを入力します。 またそのボックス上にあるテキストファイル読み込み、保存、クリップボードからのテキスト貼り付けといったアイコンツールを使用 できます。
    キーボードから入力できない特殊記号を書き入れるためには、ダイアログ(図/5)の左下にあるコンボボックスを使用します。一覧から記号を選ぶとテキス ト・ボックスの現在のカーソル位置に挿入されます。
    記号一覧に必要とする記号が含まれないときは、右下にあるコンボボックス(図/6)のユニコード文字セットから選択します。 選んだ字体に挿入する文字コードが含まれていない場合は図面に表示されません。
    ユニコード文字を挿入するには、最初のコンボボックスのユニコードページを選び、二番目のコンボボックスから文字コードを選びます。 現在のカーソル位置に文字コード挿入するボタンをクリックします。
  6. テキストダイアログの「OK」ボタンをクリックして終了します。
  7. マウスでテキストの位置を指定するか、コマンドラインで座標値を入力します。
  8. よく同じようなテキストを作成する必要が生じます。 そこでテキストツールは最初のテキスト図形を作成した後終了しません。オプションツールバーでテキストと角度を変え、同じような設定で他のテキストを作成 できます。
  9. テキストツールを終了するにはマウスボタンを右クリックするかエスケープキーを押します。


図47: テキスト作成ダイアログ。

高度なテキストコマンド

一行の中に、上下に小さなテキストを埋め込むことはしばしばテキストにとって有用です(例えば誤差のために)。 それを実現するために、テキスト中 のどこにでもタイプできる特殊なエスケープ・シーケンスがあります。 例えば"10 \ S+0.05 \ - 0.05; ミリメートル"の並びは図48で示されているように誤差記号を生成します。


図48: "10 \ S+0.05によって\ - 0.05; ミリメートル"文字列から生成されたテキスト。



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