public class BizLogicTag extends CommonTagSupport
業務ロジックを呼び出すためのタグです。
logics属性に呼び出す業務ロジックのクラス名を記述します。
このタグでは、複数の業務ロジックを1度に呼び出すことができ、
DB接続のcommit,rollbackは一番最後に、1度のみ実行されます。
各業務ロジックは、記述した順番に呼び出されます。
業務ロジックは、BizLogicHelper
の
実装クラス、または、この実装クラスを継承したサブクラスである必要があります。
業務ロジッククラスについては、ホットデプロイ機能により、動的コンパイル、クラスロードが
行われます。
業務ロジックのソースディレクトリは、システムリソースの BIZLOGIC_SRC_PATH で定義されます。
また、同様にクラスディレクトリは、システムリソースの BIZLOGIC_CLASS_PATH で定義されます。
さらに、システムリソースの BIZLOGIC_HOTDEPLOY を false に設定することで、動的コンパイル
、クラスロードを行わなくすることもできます。
この場合、予めコンパイルされたクラスを、初回呼び出し時に1回のみロードされます。
SystemData の USE_SQL_INJECTION_CHECK が true か、quotCheck 属性が true の場合は、
SQLインジェクション対策用のシングルクォートチェックを行います。リクエスト引数に
シングルクォート(')が含まれると、エラーになります。
同様にUSE_XSS_CHECKがtrueか、xssCheck属性がtrueの場合は、
クロスサイトススクリプティング(XSS)対策のためless/greater than signのチェックを行います。
※ このタグは、Transaction タグの対象です。
●形式: ・<og:bizLog logics = "業務ロジックのクラス名" command = "ENTRY" scope = "session" dbid = "DEFAULT" tableId = "DEFAULT" selectedAll = "false" modifyType = "A" keys = "SYSTEM_ID" vals = "{@SYSTEM_ID}" stopError = "true" quotCheck = "true" xssCheck = "true" debug = "false" /> ●body:なし ●Tag定義: <og:bizLogic logics ○【TAG】実行する業務ロジック名を指定します(必須)。 command 【TAG】コマンドをセットします(初期値:ENTRY) scope 【TAG】キャッシュする場合のスコープ[request/page/session/application]を指定します(初期値:session) dbid 【TAG】(通常は使いません)Queryオブジェクトを作成する時のDB接続IDを指定します(初期値:null) tableId 【TAG】(通常は使いません)結果のDBTableModelを、sessionに登録するときのキーを指定します selectedAll 【TAG】データを全件選択済みとして処理するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) modifyType 【TAG】DB検索時の モディファイタイプを指定します[A:追加/C:更新/D:削除] keys 【TAG】リンク先に渡すキーをCSV形式で複数指定します vals 【TAG】リンク先に渡す値をCSV形式で複数指定します stopError 【TAG】処理エラーの時に処理を中止するかどうか[true/false]を設定します(初期値:true) quotCheck 【TAG】リクエスト情報の シングルクォート(') 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します (初期値:USE_SQL_INJECTION_CHECK[=true]) xssCheck 【TAG】リクエスト情報の HTMLTag開始/終了文字(><) 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します (初期値:USE_XSS_CHECK[=true]) multi 【TAG】vals属性でパラメーターを取得する際、複数件存在する場合に、値を連結するかどうかを指定します(初期値:false) debug 【TAG】デバッグ情報を出力するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) /> ●使用例 <!-- 業務ロジックの呼び出しを行います --> <og:bizLogic logics="org.opengion.logic.gf9110.BizLogic_0001" keys="SYSTEM_ID" vals="{@MEM.SYSTEM_ID}" />
5.1.1.0 (2009/12/01) 新規作成 |
修飾子とタイプ | フィールドと説明 |
---|---|
static java.lang.String |
CMD_ENTRY
command 引数に渡す事の出来る コマンド エントリー "ENTRY"
|
BR, BUFFER_MIDDLE, CR
コンストラクタと説明 |
---|
BizLogicTag()
デフォルトコンストラクター
|
修飾子とタイプ | メソッドと説明 |
---|---|
int |
doEndTag()
Taglibの終了タグが見つかったときに処理する doEndTag() を オーバーライドします。
|
int |
doStartTag()
Taglibの開始タグが見つかったときに処理する doStartTag() を オーバーライドします。
|
protected int[] |
getParameterRows()
表示データの HybsSystem.ROW_SEL_KEY を元に、選ばれた 行を処理の対象とします。
|
protected void |
release2()
タグリブオブジェクトをリリースします。
|
void |
setCommand(java.lang.String cmd)
【TAG】コマンドをセットします(初期値:ENTRY)。
|
void |
setDbid(java.lang.String id)
【TAG】(通常は使いません)Queryオブジェクトを作成する時のDB接続IDを指定します(初期値:null)。
|
void |
setDispError(java.lang.String flag)
【TAG】PLSQL/SQL処理エラーの時にエラーを画面表示するか[true/false]を設定します(初期値:true)。
|
void |
setKeys(java.lang.String key)
【TAG】リンク先に渡すキーをCSV形式で複数指定します。
|
void |
setLogics(java.lang.String lgs)
【TAG】実行する業務ロジック名を指定します。
|
void |
setModifyType(java.lang.String type)
【TAG】DB検索時の モディファイタイプを指定します[A:追加/C:更新/D:削除]。
|
void |
setMulti(java.lang.String flag)
【TAG】vals属性でパラメーターを取得する際、複数件存在する場合に、値を連結するかどうかを指定します(初期値:false)。
|
void |
setQuotCheck(java.lang.String flag)
【TAG】リクエスト情報の シングルクォート(') 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します
(初期値:USE_SQL_INJECTION_CHECK[=true])。
|
void |
setSelectedAll(java.lang.String all)
【TAG】データを全件選択済みとして処理するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false)。
|
void |
setStopError(java.lang.String flag)
【TAG】処理エラーの時に処理を中止するかどうか[true/false]を設定します(初期値:true)。
|
void |
setTableId(java.lang.String id)
【TAG】(通常は使いません)結果のDBTableModelを、sessionに登録するときのキーを指定します
(初期値:HybsSystem#TBL_MDL_KEY[=h_tblmdl])。
|
void |
setVals(java.lang.String val)
【TAG】リンク先に渡す値をCSV形式で複数指定します。
|
void |
setXssCheck(java.lang.String flag)
【TAG】リクエスト情報の HTMLTag開始/終了文字(><) 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します
(初期値:USE_XSS_CHECK[=true])。
|
java.lang.String |
toString()
このオブジェクトの文字列表現を返します。
|
add, add, addEventColumn, addEventColumn, check, commitTableObject, debugPrint, doAfterBody, doCatch, doFinally, get, getApplicationInfo, getAttributes, getBodyRawString, getBodyString, getContextAttribute, getContextPath, getCookie, getCSVParameter, getCSVParameter, getDataCondition, getDateFormat, getDBColumn, getDBFunctionName, getDocumentLink, getGUIInfo, getGUIInfoAttri, getHostName, getLabel, getLabelInterface, getLanguage, getLASTAttri, getLongLabel, getMsg, getMsglbl, getNVLAttri, getObject, getParameterNames, getRequest, getRequestAttribute, getRequestCacheData, getRequestMethod, getRequestParameter, getRequestParameterValues, getRequestValue, getRequestValue, getRequestValues, getReservedParameter, getReservedValue, getResource, getSanitizedBodyString, getScope, getSessionAttribute, getSumRequestValue, getTagName, getTransaction, getUser, getUserEditInfo, getUserInfo, isAjaxSubmitRequest, isDebug, isNoTransitionRequest, isNull, jspPrint, makeUrl, removeContextAttribute, removeObject, removeRequestAttribute, removeSessionAttribute, set, setAjaxSubmitRequest, setCaseIf, setCaseKey, setCaseNN, setCaseNull, setCaseVal, setContextAttribute, setCookie, setDebug, setLanguage, setLbl, setNoTransitionRequest, setObject, setObject, setParameterNames, setParameterRows, setRequestAttribute, setRequestCacheData, setScope, setSessionAttribute, setUserInfo, startQueryTransaction, sys, sysBool, sysInt, useMainTrans, useQuotCheck, useTag, useXssCheck
doInitBody, getBodyContent, getPreviousOut, release, setBodyContent
findAncestorWithClass, getId, getParent, getValue, getValues, removeValue, setId, setPageContext, setParent, setValue
public static final java.lang.String CMD_ENTRY
public BizLogicTag()
6.4.2.0 (2016/01/29) PMD refactoring. Each class should declare at least one constructor. |
public int doStartTag()
doStartTag
インタフェース内 javax.servlet.jsp.tagext.Tag
doStartTag
クラス内 CommonTagSupport
5.3.4.0 (2011/04/01) command=ENTRY以外ではDBTableModelの処理を行わない。 |
6.4.8.1 (2016/07/02) xssCheckを、doStartTag に移動 |
public int doEndTag()
doEndTag
インタフェース内 javax.servlet.jsp.tagext.Tag
doEndTag
クラス内 CommonTagSupport
5.1.8.0 (2010/07/01) isMulti対応 |
5.3.4.0 (2011/04/01) command=ENTRY以外ではDBTableModelの処理を行わない。 |
6.4.8.1 (2016/07/02) xssCheckを、doStartTag に移動 |
5.9.26.1 (2017/11/10) dispErrorの処理追加 |
protected void release2()
release2
クラス内 CommonTagSupport
5.1.8.0 (2010/07/01) isMultiを追加 |
5.1.9.0 (2010/08/01) Transaction 対応 |
5.9.26.1 (2017/11/10) dispError追加 |
public void setCommand(java.lang.String cmd)
cmd
- コマンド (public static final 宣言されている文字列)command=ENTRY以外ではDBTableModelの処理を行いません。 コマンドは,HTMLから[get/post]指定されますので,CMD_xxx で設定される フィールド定数値のいづれかを、指定できます。
public void setLogics(java.lang.String lgs)
lgs
- 業務ロジック名実行する業務ロジック名を指定します。業務ロジック名は、クラス名を指定します。 クラス名については、クラス自身の名称のみを指定することができます。 (パッケージ名を含めた完全な形のクラス名を指定することもできます) また、CSV形式で、複数指定することもできます。 この場合、指定した順番に処理されます。
public void setDbid(java.lang.String id)
id
- データベース接続IDQueryオブジェクトを作成する時のDB接続IDを指定します。 これは、システムリソースで、DEFAULT_DB_URL 等で指定している データベース接続先 情報に、XX_DB_URL を定義することで、 dbid="XX" とすると、この 接続先を使用して データベースにアクセスできます。
public void setTableId(java.lang.String id)
id
- テーブルID (sessionに登録する時のID)検索結果より、DBTableModelオブジェクトを作成します。これを、下流のviewタグ等に 渡す場合に、通常は、session を利用します。その場合の登録キーです。 query タグを同時に実行して、結果を求める場合、同一メモリに配置される為、 この tableId 属性を利用して、メモリ空間を分けます。 (初期値:HybsSystem#TBL_MDL_KEY[=h_tblmdl])。
public void setSelectedAll(java.lang.String all)
all
- データを全件選択済み [true:全件選択済み/false:通常]全てのデータを選択済みデータとして扱って処理します。 全件処理する場合に、(true/false)を指定します。 初期値は false です。
public void setModifyType(java.lang.String type)
type
- モディファイタイプ [A:追加/C:更新/D:削除]DB検索時に、そのデータをA(追加)、C(更新)、D(削除)のモディファイタイプを つけた状態にします。 その状態で、そのまま、update する事が可能になります。
public void setKeys(java.lang.String key)
key
- リンク先に渡すキー(CSV形式)リンク先に渡すキーを指定します。 Keysだけを指定して、Valsを指定しない場合、Keysで指定された項目名に対応するパラメーターを取得し、 Valsとして使用します。
3.5.6.2 (2004/07/05) CommonTagSupport#getCSVParameter を使用 |
public void setVals(java.lang.String val)
val
- リンク先に渡す値(CSV形式)リンク先に渡す値を指定します。 Keysだけを指定して、Valsを指定しない場合、Keysで指定された項目名に対応するパラメーターを取得し、 Valsとして使用します。 分解方法は、CSV変数を先に分解してから、getRequestParameter で値を取得します。 こうしないとデータ自身にカンマを持っている場合に分解をミスる為です。
3.5.6.2 (2004/07/05) CommonTagSupport#getCSVParameter を使用 |
5.1.8.0 (2010/07/01) isMuitl対応 |
public void setStopError(java.lang.String flag)
flag
- 処理の中止 [true:中止する/false:中止しない]false(中止しない)に設定する場合、後続処理では、{@DB.ERR_CODE}の値により、 PLSQL/SQLの異常/正常終了によって分岐処理は可能となります。 初期値は、true(中止する)です。
public void setDispError(java.lang.String flag)
flag
- [true:表示する/false:表示しない]false(表示しない)に設定する場合、後続処理では、{@DB.ERR_MSG}の値により、 本来表示されるはずだったメッセージを取得可能です。 stopErrorと併用して、JSON形式でエラーを返す場合等に利用します。 初期値は、true(表示する)です。
5.9.26.1 (2017/11/10) 新規追加 |
public void setQuotCheck(java.lang.String flag)
flag
- クォートチェック [true:する/それ以外:しない]SystemData.USE_SQL_INJECTION_CHECK
SQLインジェクション対策の一つとして、暫定的ではありますが、SQLのパラメータに 渡す文字列にシングルクォート(') を許さない設定にすれば、ある程度は防止できます。 数字タイプの引数には、 or 5=5 などのシングルクォートを使用しないコードを埋めても、 数字チェックで検出可能です。文字タイプの場合は、必ず (')をはずして、 ' or 'A' like 'A のような形式になる為、(')チェックだけでも有効です。 (') が含まれていたエラーにする(true)/かノーチェックか(false)を指定します。 (初期値:システム定数のUSE_SQL_INJECTION_CHECK[=true])。
public void setXssCheck(java.lang.String flag)
flag
- XSSチェックする [true:チェックする/false:しない]SystemData.USE_XSS_CHECK
クロスサイトスクリプティング(XSS)対策の一環としてless/greater than signについてのチェックを行います。 (><) が含まれていたエラーにする(true)/かノーチェックか(false)を指定します。 (初期値:システム定数のUSE_XSS_CHECK[=true])。
public void setMulti(java.lang.String flag)
flag
- 値連結 [true:する/false:しない]この属性がtrueに指定された場合、パラメーターが複数存在する場合に、カンマで連結します。 初期値は、false(連結しない)です。
5.1.8.0 (2010/07/01) 新規作成 |
protected int[] getParameterRows()
getParameterRows
クラス内 CommonTagSupport
public java.lang.String toString()
toString
クラス内 CommonTagSupport
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