パッケージ org.opengion.plugin.table

クラス StandardDeviation


  • class StandardDeviation
    extends Object
    StandardDeviation は、登録されたデータから、標準偏差等の値を求めます。 このプログラムは、0データを無視する特殊な計算をしています。 これは、成形条件ミドルウエアが、0をデータなしとして扱っているためです。 よって、一般的な標準偏差等の値を求めることは出来ません。 ここではデータを追加していき、取り出すときに、計算した値を文字列配列で返します。 作成するカラムは、CNT,SUM,AVG,(STDEVS or STDEVP),COEFF,M3S,M2S,M1S,M0S,P0S,P1S,P2S,P3S です。 CNT(個数),SUM(合計),AVG(平均), STDEVS(標本標準偏差:n-1) または、STDEVP(母標準偏差:n) を、useDEVP(trueで、母標準偏差) で選択します。 COEFF(変動係数) は、標準偏差(σ)を算術平均で、割ったものの百分率 M3S(~-3σ),M2S(-3σ~-2σ),M1S(-2σ~-σ),M0S(-σ~0),P0S(0~σ),P1S(σ~2σ),P2S(2σ~3σ),P3S(3σ~) FILTERは、1:(-2σ~-σ or σ~2σ) , 2:(-3σ~-2σ or 2σ~3σ) , 3:(~-3σ or 3σ~) のみピックアップします。 初期値の 0 は、フィルターなしです。 6.9.9.2 (2018/09/18) COEFF(変動係数)の最小値でフィルターするためのキーワード MIN_CV を追加します。 これは、単位(%)で、指定の値以下の変動係数のレコードを出力しません。
    変更履歴:
    6.7.7.0 (2017/03/31) 新規追加, 6.9.3.0 (2018/03/26) 標本標準偏差と母標準偏差は、一つだけにし、変動係数を追加します。
    バージョン
    6.7.7 2017/03/31
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK1.8,
    • フィールドの詳細

      • ADD_CLMS

        public static final String[] ADD_CLMS
        追加カラム列
    • コンストラクタの詳細

      • StandardDeviation

        public StandardDeviation​(int ftype,
                                 boolean useDEVP,
                                 String format,
                                 String minCV)
        各種条件を指定した標準偏差計算用のインスタンスを作成します。
        パラメータ:
        ftype - フィルタータイプ(0,1,2,3)
        useDEVP - 初期値が、"P" (母標準偏差)
        format - 初期値が、"%.3f"
        minCV - 変動係数の最小値(%)
        変更履歴:
        6.7.7.0 (2017/03/31) 新規追加。, 6.9.9.2 (2018/09/18) COEFF(変動係数)の最小値でフィルターするためのキーワード MIN_CV を追加。
    • メソッドの詳細

      • clear

        public void clear()
        内部情報を、初期化します。
        変更履歴:
        6.7.7.0 (2017/03/31) 新規追加。
      • addData

        public void addData​(String strVal)
        データを追加します。 引数の文字列を、double に変換して使用します。 変換できない場合は、エラーにはなりませんが、警告を出します。 ただし、値が、0.0 の場合は、対象外にします。
        パラメータ:
        strVal - データ
        変更履歴:
        6.7.7.0 (2017/03/31) 新規追加。, 6.9.2.0 (2018/03/05) 分散の計算方法を変更
      • getData

        public String[] getData()
        データから計算した結果を、文字列に変換して、返します。 標準偏差の式を σ=sqrt(Σ(Xi - Xave)^2 / n) から σ=sqrt(Σ(Xi^2) / n - Xave^2)) に変形します。 参考:http://imagingsolution.blog107.fc2.com/blog-entry-62.html
        戻り値:
        データから計算した結果
        変更履歴:
        6.7.7.0 (2017/03/31) 新規追加。, 6.9.2.0 (2018/03/05) 分散の計算方法を変更, 6.9.3.0 (2018/03/26) 標本標準偏差と母標準偏差は、一つだけにし、変動係数を追加します。, 6.9.9.2 (2018/09/18) COEFF(変動係数)の最小値でフィルターするためのキーワード MIN_CV を追加。