domainの遷移ルールを設定します。このフォームでは、domain遷移設定の新規作成および、既存の遷移設定の編集が可能です。
domainの遷移ルールを新規に追加する場合には「遷移の追加」を、既存の遷移ルールを変更したい場合には「既存遷移の変更」を選択します。
既存のdomain遷移ルールは階層的に表示されます。編集対象のdomain名をクリックしてください。なおdomain名をクリックする前に、同domainに対する操作形態を上記のラジオボタンで選択しておく必要があります。
このフォームは、「ドメイン遷移設定」フレームにて「遷移の追加」ラジオボタンを選択した状態で、domain名をクリックした際に表示されます。ここでは、domain遷移ルールを新規に作成することができます。
遷移先となるdomainの名称を指定します。複数の遷移先domainを指定することはできません。
このリストボックスには、SELinux Policy Editorにて登録済みのdomain名がリストアップされます。このリストボックスにてdomainを選択することにより、「domain名」欄にその名称が入力されます。
現在の編集対象であるdomainの名称が表示されます。つまり、domain遷移ルールにおける遷移元domainです。
domain遷移のトリガとなるプログラムのパスをフルパスで指定します。ここで指定されたプログラムが実行された場合、親domainは「ドメイン名」欄にて指定されたdomainに遷移します。なお、本欄にディレクトリパスを指定した場合には、その下にあるプログラムのいずれを実行してもdomain遷移を行うことを意味します。
「適用」ボタンをクリックすことにより、編集中のdomain遷移ルールが新規遷移ルールとして追加されます。
このフォームは、「ドメイン遷移設定」フレームにて「既存遷移の変更」ラジオボタンを選択した状態で、domain名をクリックした際に表示されます。ここでは、既存のdomain遷移ルールを編集することができます。なお、編集できるのはコメントおよびエントリポイントに限られます。
domain遷移ルールにおける遷移先domainの名称が表示されます。
domain遷移ルールにおける遷移先domainに付与されているコメントが表示されます。これは、「新規domainおよびroleの作成」にて指定されたコメントです。本欄のコメントは編集可能です。
domain遷移ルールにおける遷移元domainの名称が表示されます。
「親ドメイン」に表示されたdomainが「ドメイン名」に表示されているdomainに遷移するトリガとなっているプログラムのフルパスが表示されます。本欄のパスは編集可能です。
既存のdomain遷移ルールを削除する場合にチェックします。
「適用」ボタンをクリックすることにより、編集内容を中間設定ファイルに反映します。なお、「この遷移を削除」チェックボックスがチェックされている場合には編集中のdomain遷移ルールを削除します。