概要: Webエンジン Ver 5.4.1.0 (2011/11/01) をリリースいたします。 今回のリリースは、伝送システム対応と、その他機能改善及びバグフィックスです。 ※ バージョンアップされる場合は、ビルドファイル(verup.x.x.x.x.zip)に含まれるchanges.txtを確認の上、 作業をお願いします。 ※ 変更点に関する詳細及びその他の修正内容については、添付のリリースノートを参照下さい。 5.4.1.0 (2011/11/01) [リソースDB定義変更] ユーザー情報を保存するためのテーブル(GE20)のPARAMの項目をVARCHAR2(500)からVARCHAR2(4000)に 変更します。(画面エディット機能で、カラム数が多い場合に桁数オーバーのエラーになってしまうため) ge/changes/changes.txt ge/changes/5410/alter_GE20.txt 各DBスクリプト [ヘッダー固定不具合修正] イベントカラム利用時に、ヘッダーと明細のレイアウトがずれて表示されてしまう問題に対応します。 jsp/common/eventScript.js [伝送システム対応] 伝送システムの機能を追加します。 これに伴い、伝送定義マスタ(GE62)を追加しています。 伝送定義マスタの設定方法については、マスタ登録画面(TRANS01)のヘルプメニューを参照して下さい。 また、伝送処理を実行するには、伝送デーモン起動(TRANS02)の画面よりデーモンを起動する必要があります。 org.opengion.hayabusa.transfer パッケージ追加 org.opengion.plugin.daemon.Daemon_Transfer_CB01 org.opengion.hayabusa.common.SystemData.TRANSFER_HOST_CODE /ge/jsp/TRANS01/ /ge/jsp/TRANS02/ (テーブル追加) GE62(伝送定義マスタ) [タイムテーブル系ビューの機能修正] 機能を追加します。 ・NULLリンクを BODY とnullLinkColumn 属性 の両方で対応できるように していたところを、nullLinkColumn 属性 に統一します。 これに伴い、内部処理も簡素化します。 ・ヘッダー繰り返し属性 の対応 保留にしていた機能を実装します。 ・columnDisplay 機能 の対応 保留にしていた columnDisplay 機能を実装します。 ・ヘッダー3 の対応 これは、キー情報の備考を画面上に表示させるために追加 plugin.view.ViewForm_HTMLTimeTable.java hayabusa.taglib.ViewTimeTableParamTag.java gf/src/META-INF/hybs-taglib.tld timeTableParam タグの BODYを使用しないに修正 gf/WEB-INF/hybs-taglib.tld timeTableParam タグの BODYを使用しないに修正 [ラベルリソース関係の修正] SNAME、概要説明、rawShortLabel 関係の処理を修正します。 ・SNAME の title が、descriptionがない場合に、必ず ゼロ文字列のSPANが出力されていたので、 descriptionがない場合は、label を表示するように変更。 ・SNAME がない場合の rawShortLabel が、longLabel が設定されていたが、description が 存在する場合は、SPANタグ付きになるため、label をセットするように変更 ・getDescription で、{}が存在しない場合は単に概要を出力・・・ なら、直接セットに変更 hayabusa.resource.LabelData#LabelData( final String[] data ) hayabusa.resource.LabelData#getDescription( final String[] vals ) [ラベルリソース関係の修正] {@LBL.XXXX %Y} 引数処理 で、Y に該当する引数に、既存の Label,Short,Tips,Description に、RawShortLabel を追加します。頭文字 R で指定可能です。(%R 指定になります。) これは、通常のShortラベルは、spanタグに、title として、元のLabelか、Description が 加味された HTML 形式の文字列になっています。純粋な、Shortラベル を取り出す場合は、 %R 指定 で、RawShortLabel を取り出せるようにします。 hayabusa.taglib.CommonTagSupport#getLabel( final String lbl ) [日付処理の機能追加] {@DATE.XXXX AA BB} 引数処理で、AA の箇所に、@ZZ とすると、リクエストパラメータが使用できましたが これと同じように、BB の箇所でも、@ZZ とすると、リクエストパラメータが使用できるように修正します。 これにより、パラメータを利用して、日付計算処理のロジックを変えることが出来るようになります。 hayabusa.taglib.CommonTagSupport#getDateFormat( final String value ) [ノーマルメニューの追加] 現在、エンジン標準として、menu.jsp、matrixMenu.jsp、multiMenu.jsp が存在しますが、 マトリクスメニューへのリンクが表示されてしまいます。 そこで、内容的には、multiMenu.jsp とほぼ同等で、マトリクスメニューへのリンクが表示されない normalMenu.jsp を追加します。 jsp\menu\normalMenu.jsp [Java業務ロジック不具合修正] サブルーチン呼び出し時に値にカンマが含まれている場合に正しく動作しないバグを修正します。 org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.call(String, String, String, int, ArrayTableModel) [andタグ機能追加] instrType属性を追加し、instrVals属性における各値の結合条件(and結合、or結合)を指定できるようにします。 hybs-taglib.tld org.opengion.hayabusa.taglib.SqlAndTag.setInstrType(String) org.opengion.hayabusa.taglib.SqlAndTag.makeInstrVals(String, String, String) org.opengion.hayabusa.taglib.SqlAndTag.release2() [Viewタグ改善] 5.1.8.0 (2010/07/01)で対応した全チェック保持機能を廃止します。 (この対応を行うと、編集画面から再検索した場合にも全チェックが保持されるという不具合が 発生するため、廃止します) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag.doStartTag() [画像縮小機能不具合] 画像ファイルによって、画像リサイズがエラーになる不具合を修正します。 org.opengion.fukurou.util.ImageResizer.convert(BufferedImage, String, int, int)