14.4.1 AU_read オブジェクト
上述のopen()によって返されるAU_readオブジェクトには、以下の
メソッドがあります:
-
ストリームを閉じ、このオブジェクトのインスタンスを使用できなくします。
(これはオブジェクトのガベージコレクション時に自動的に呼び出されます。)
-
オーディオチャンネル数(モノラルなら
1、ステレオなら2)を返
します。
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サンプルサイズをバイト数で返します。
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サンプリングレートを返します。
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オーディオフレーム数を返します。
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圧縮形式を返します。
'ULAW'、'ALAW'、'NONE'が
サポートされている形式です。
-
getcomptype()を人に判読可能な形にしたものです。
上述の形式に対して、それぞれ
'CCITT G.711 u-law'、
'CCITT G.711 A-law'、'not compressed'がサポートされて
います。
-
get*()メソッドが返すのと同じ
(nchannels,
sampwidth, framerate,
nframes, comptype, compname)のタプルを返します。
-
n個のオーディオフレームの値を読み込んで、バイト
ごとに文字に変換した文字列を返します。
データはlinear形式で返されます。もし元のデータがu-LAW形式なら、変換され
ます。
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ファイルのポインタをオーディオストリームの先頭に戻します。
以下の2つのメソッドは共通の``位置''を定義しています。``位置''は他の関数
とは独立して実装されています。
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ファイルのポインタを指定した位置に設定します。
tell()で返される値をposとして使用しなければなりません。
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ファイルの現在のポインタ位置を返します。
返される値はファイルの実際の位置に対して何も操作はしません。
以下の2つのメソッドはaifcモジュールとの互換性のために定義さ
れていますが、何も面白いことはしません。
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Noneを返します。
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エラーを発生します。
Release 2.3.3, documentation updated on 平成16年6月28日.
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