5.1 算術変換 (arithmetic conversion)
以下の算術演算子の記述で、「数値引数は共通の型に変換されます」と
書かれている場合、引数は 3 章の末尾に記載されている
型強制規則に基づいて型強制されます。引数がいずれも標準の数値型
である場合、以下の型強制が適用されます:
- 片方の引数が複素数型であれば、他方は複素数型に変換されます;
- それ以外の場合で、片方の引数が浮動小数点数であれば、他方は
浮動小数点型に変換されます;
- それ以外の場合で、片方の引数が長整数型であれば、他方は
長整数型に変換されます;
- それ以外の場合で、両方の引数が通常の整数型であれば、変換の
必要はありません。
特定の演算子 (文字列を左引数とする `%' 演算子など) では、さらに
別の規則が適用されます。拡張をおこなうことで、個々の演算子に対する
型強制を定義できます。
Release 2.3.3, documentation updated on 平成16年6月28日.
ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。