TinyCore日本語化ソース ・概要 TinyCore日本語化ISOを作る際のソースコードをまとめたものです。 ・推奨スペック 最低限の要求スペックは調べていません。とりあえず作者の環境は CPU: AthlonII X2 250 メモリ: 4GB 上記の仮想マシン上でコンパイルできています。 ・手順 1. 本家のTinyCoreを内蔵HDDにインストールする。 2. 日本語化ソースを内蔵HDDに展開する。 3. sh install.sh 4. cp -f onboot.lst.ja /etc/sysconfig/tcedir/onboot.lst 1と2で「内蔵HDDに」と言ってるのは消費メモリを減らすためです。 大量の開発用の拡張やツールを自動的にダウンロードするため ユーザー領域(/home/tc等)で作業するとramdisk内にダウンロードして メモリを圧迫します。 またUSBメモリ上でコンパイルすると寿命を著しく縮める恐れがあるので 内蔵HDD上で作業することを強く推奨いたします。 ・install.shについて このスクリプトでは以下のディレクトリのソースから拡張が作成されます。 kmap-jp106 jp106キーマップ tz-jst-9 タイムゾーン(Asia/Tokyo) locale-ja glibcのja_JP.UTF8ロケール Xlibs-ja Xlibs.tczの日本語版 (xfonts-mplus含む) fltk-1.3-ja fltk-1.3のスナップショット版 (fltk_projects-ja含む) Xprogs-ja Xplogs.tczの日本語版 flwm_topside-ja flwm_topsideの日本語版 anthy 日本語辞書 scim 多国語対応IME scim-anthy anthy用IMEエンジン rxvt-unicode 日本語仮想端末 ・その他のディレクトリについて seamonkey Webブラウザ兼メーラーのseamonkeyをダウンロードしてきて拡張を作ります。 sh install.sh を実行して下さい。 kernel 以下のカーメルモジュールの拡張を作成します。 make clean tcinstall を実行して下さい。 ※全モジュールをコンパイルするので時間がかかります filesystems-3.0.21-tinycore-ja.tcz ファイルシステムの日本語Mジュールです。SJISやEUCJPなファイルシステムを マウントするのに必要になります。 wireless-3.0.21-tinycore-ja.tcz rt2800usb.koを(CONFIG_RT2800USB_RT35XX=y, CONFIG_RT2800USB_RT53XX=y, CONFIG_RT2800USB_UNKNOWN=y)な条件でコンパイルし直したモジュールが含まれます。 BUFFALOのWLI-UC=GNのような家電量販店で売られている低価格USB無線LANアダプタを 認識させるのにこのモジュールが必要です。 また作者のネットブックの都合により、r8187se.ko.gzも含まれています。 本家のwireless-3.0.21-tinycore.tczと置き換えて使って下さい。 jp-remaster 日本語化ISOを作成します。カーネルモジュールを含む全ての日本語化拡張を インストールした上で作業してください。 make clean remaster を実行して下さい。