実習 2: ブレークポイントを設定する

エラーの原因となっているプログラム中の問題箇所を特定するには、ブレークポイントの設定が役に立ちます。この実習では、プログラムを実行しながら、Blink.java にブレークポイントを設定します。プログラムはブレークポイントの位置まで実行して停止します。

このチュートリアルで示す行番号は、ソースコードを編集するの実習でコードを追加したことを前提としています。

  1. 「デバッグ」->「ブレークポイント」を選択します。
    「ブレークポイント」ウィンドウが表示されます。
  2. 「クラス名」テキストフィールドに、Blink と入力します。
  3. 「場所」テキストフィールドに、45 と入力します。
  4. 「ブレークポイント設定」をクリックします。
    ソースエディタで、次の行が強調表示されます。
       if (x + w > d.width) {

    上記の行にブレークポイントを設定したのは、プログラムがループを処理するにしたがって、変数の値がどのように変化するかを追跡するためです。通常ブレークポイントは、プログラム中でエラーの原因となっていると思われる箇所に設定します。

プログラムは、ブレークポイントに到達するまで実行されます。新しいブレークポイントが含まれている行の色は緑色に変わり、プログラムの実行が停止した場所が示されます。「スレッド/スタック」ウィンドウ中の表示内容が更新されます。

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実習 3: スレッドを調べる