実際にXooNIpsを利用する際に必要な操作を解説します
画面デザインはXOOPSのテーマを利用することで容易に変更することが出来ます。
ゲスト時の操作説明
ゲスト時はPublicに登録されているアイテムの検索と閲覧が出来ます
インデックスツリー・アイテムタイプをクリックすることで一覧表示されます。
キーワード検索ボックスではアイテムタイプを指定しての検索や、メタデータの検索も選択することが出来ます。
並び順の項目で並べ替えが出来ます。アイテムタイプによって並べ替えの条件は異なる場合があります。
詳細画面では登録者がゲストユーザーにもダウンロードを許可している場合のみダウンロードボタンが表示されます。
ライセンス条項に同意する場合のみダウンロードすることが可能です。
アイテムタイプ毎にさらに条件を詳しく設定して検索することが出来ます。
XooNIps検索ボックスの横にある詳細検索のリンクをクリックします。
検索したいアイテムタイプにチェックを入れると検索条件が指定できます。画面上下に設置されている「検索」ボタンを押すと検索が実行されます。
複数のアイテムタイプにチェックを入れての検索も可能です。
アクセスランキングの情報からリンクをクリックすれば、アイテムや研究者情報に直接アクセスすることが出来ます。
ゲストへのランキング表示許可設定がされていない場合には表示されません。
新規ユーザー登録の概要を説明します。
XooNIpsの機能を利用出来るようになるにはユーザー登録の他にモデレーターによる承認が必要です。
サイトポリシーの設定により自動で承認される場合もあります。
登録ユーザー時の操作
Logoutのリンクやログアウトのボタンをクリックしてログアウトしてください。
サイトのレイアウトによってはこの位置にあるとは限りません。
アイテムを管理する個人領域のインデックスツリーの編集が出来ます。
XooNIps User Menuのプライベートツリー編集のリンクをクリックします。
Keywordの新規登録
New Index Keywordに作成したいKeywordを入力して「登録」ボタンを押します。
Privateツリーの直下に登録されます。
Keywordの変更
登録したKeywordは修正することが出来ます。
操作したいKeywordのチェックを入れた後、新しいKeywordを入力して「改名」ボタンを押します。
keyword[tool]が[model]に変更されています。
Keywordの削除
削除したいKeywordにチェックを入れた後、「削除」ボタンを押します。
Keywordの表示順の変更
Keywordの表示順の変更が出来ます。
上へ/下への左にあるドロップダウンリストで1~10までの数を指定しての移動も可能です。
Keywordの移動
Keywordの移動が出来ます。
「次へ移動」ボタンの右にあるドロップダウンリストで移動先を選択した後、ボタンを押します。
移動の確認はIndex Treeの上にある「open all」ボタンを押します。
Keyword[tool]が[model]の下に移動している事が確認出来ます。
アイテムの登録方法を説明します。
XooNIps User Menuから新規アイテム登録のリンクをクリックします。
画面中央のドロップダウンリストから登録したいアイテムタイプを選択します。
アイテムタイプを選ぶと登録画面が表示されます。
少なくとも一つの登録したいPrivate index keywordにチェックを付けます。
赤色の*は必須入力項目です。
IDの項目はXooNIps内で固有の一意の値である必要があります。IDが重複する場合はエラーとなります。
ダウンロード制限
このアイテムをダウンロードできるユーザーをログインユーザーに限定するか、ゲストも含めた全てのユーザーにダウンロードを許可するかを選択します。
ダウンロード通知
上記オプションでログインユーザーを選択した場合のみ有効なオプションとなります。
通知の設定はサイトのシステム設定に依存します。
Readme入力ウィンドウ
Readmeの編集リンクをクリックすると、別のウィンドウが開きます。ファイルを指定して「更新」ボタンを押すか、テキストボックスへの直接入力した後「OK」ボタンを押すと登録画面に反映されます
Rights
Creative Commonsライセンスの設定が出来ます。編集のリンクをクリックすると別ウィンドウが開きますので、独自のライセンスを設定することも可能です。
Rights入力ウィンドウ
RightsのEditリンクをクリックすると、別のウィンドウが開きます。ファイルを指定して「更新」ボタンを押すか、テキストボックスへの直接入力した後「OK」を押すと登録画面に反映されます。
関連アイテム
関連するアイテムを指定することが出来ます。
関連するアイテムはアイテム IDで指定します。このIDはシステムが自動で割り振る数値で、アイテム登録の際に入力するIDの項目とは違います。
「アイテムを探す(新しいウィンドウ)」のボタンを押すと別ウィンドウが開いて、アイテムの検索をすることが出来ます。
関連アイテム検索ウィンドウ
関連アイテムの「アイテムを探す」ボタンをクリックすると関連したアイテムを検索するための別ウィンドウが開きます。
Index TreeやXooNIps検索を使って関連するアイテムのアイテム IDを調べることが出来ます。
この画面は検索のみでアイテムIDの入力はできません。実際の入力は登録画面に戻って行います。
登録画面で「次へ」ボタンを押すと入力した情報の確認画面が表示されます。更に「登録」ボタンを押すとアイテムが登録出来ます。
Index TreeやXooNIps検索を利用して編集したいアイテムの詳細画面を表示させます。
編集画面が表示されますので、項目を修正して「更新」ボタンを押して情報を反映させます。
詳細画面では変更履歴が表示されます。
アイテムの削除
Index TreeやXooNIps検索を利用して削除したいアイテムの詳細画面を表示させます。
「削除」ボタンを押すと、確認のダイヤログが表示されますので「はい」を選択して削除します。
Binderは他のアイテムを一つにまとめて管理することが出来るアイテムタイプです。
Binderに登録するアイテムを指定する方法は以下の3通りです。
アイテム一覧
アイテムの一覧から選択します。
インデックスキーワード
Index Treeを利用してBinderに登録するアイテムを選択します。
検索
詳細検索を利用してBinderに登録するアイテムを選択します。
アイテム一覧での選択
登録可能なアイテム(Public Indexに登録されているアイテムとユーザーのPrivate Indexに登録されているアイテム)の一覧から選択します。
登録するアイテムにチェックを付けた後、「選択する」ボタンを押して確定します。
インデックスキーワードでの選択
ドロップダウンリストでアイテム一覧を表示して、Binderに登録するアイテムを選択します。
登録するアイテムにチェックを付けた後、「選択する」ボタンを押して確定します。
検索での選択
詳細検索画面が表示されますので、通常の詳細検索と同様にBinderに登録したいアイテムを検索します。
登録するアイテムにチェックを付けた後、「選択する」ボタンを押して確定します。
「次へ」ボタンを押して登録します。
Paperアイテムの登録画面にはPubMedIDの項目があります。PubMedIDがわかっている場合にはPubMedIDを入力して「Complete」ボタンを押すとその他の情報が自動で補完されます。
アイテムをPublic領域に登録するためにはサイトポリシーの設定によってモデレーターの審査・承認が必要な場合があります。
XooNIpsでは登録ユーザーでグループを作ることが出来ます。
グループにはグループ内で情報を共有できる領域が与えられます。
XooNIpsに登録されているグループを検索します。
グループ管理者となっているユーザーにグループに追加してもらうよう、メールやPM(Private Message)で連絡を取ります。
グループへのユーザー追加登録作業は、グループ管理者またはモデレーターが行います。
グループに参加すると、所属グループのタブがIndex Treeに表示されます。
ユーザーがPrivate領域に登録しているアイテムをグループIndexに登録することが出来ます。
登録したいグループのタブでIndex Keywordをクリックします。
アイテム検索画面が表示されますので、登録するアイテムを検索してください。
グループIndexへ登録するアイテムにチェックを付けます。
グループ管理者、またはモデレーターの審査・承認が完了するまで他のユーザーからはアイテムは見ることが出来ません。
アイテムの編集権限はそのアイテムを登録したユーザにあります。
ユーザが退会する場合などにアイテムの編集権限を他のユーザに移譲することができます。
編集権限を移譲するユーザの操作
XooNIpsユーザメニューのアイテム移譲要求のリンクをクリックします。
「次からアイテムを追加」の欄にある「検索」ボタンなどで編集権限を移譲するアイテムを検索して選択します。
ドロップダウンリストで権限を移譲するユーザを選択して「次へ」ボタンを押します。
確認画面が表示されるので「移譲の実行」ボタンを押します。
編集権限を移譲されるユーザの操作
XooNIpsユーザメニューのアイテム移譲許可リンクをクリックします。
ドロップダウンリストから編集権限を移譲されたアイテムを登録するIndex Tree Keywordを選択して「移譲許可」ボタンを押します。
グループ管理者が出来ることの説明です。
XooNIps グループメニューのグループメンバー編集をクリックします。
サイトのデザインによってはこの位置にあるとは限りません。
複数のグループ管理者の権限を持っている場合は更にメンバーの追加・削除を行うグループ名をクリックします。
グループで共有するアイテムの審査・承認をします。
XooNIps グループメニューのグループ共有アイテム承認をクリックします。
グループIndex Treeや検索を使ってアイテムの詳細画面から審査・承認をすることも出来ます。
インデックスの欄にチェックを付けて「Accept(承認)」または「Reject(取り下げ)」のボタンを押して、アイテムの公開を承認・却下といった、審査が出来ます。
グループIndexへ登録済みのアイテムを共有領域から取り下げることが出来ます。
グループIndex Treeや検索を利用して取り下げたいアイテムの詳細画面を表示します。
Indexの項目の「Withdraw」ボタンを押すと、確認のダイアログが表示されますので「OK」を押してアイテムの共有を取り下げます。
Privateと同様の手順でグループIndexのKeywordも追加・削除など編集を行うことが出来ます。
XooNIps グループメニューのグループツリー編集をクリックします。
複数のグループ管理者の権限を持っている場合は、複数のグループIndexKeywordの編集が出来ます。
編集したいグループIndexのタブをクリックします。
編集したいグループIndexのKeywordをクリックします。
クリックしたグループIndexの編集が可能になります。
グループIndexに登録してあるアイテムをKeyword単位で一括してPublicIndexに登録することが出来ます。
グループ管理者
XooNIpsグループメニューのグループツリー編集メニューをクリックします。
グループアイテム公開の欄で公開するKeywordにチェックをつけます。
PublicIndexの追加したいKeywordをドロップダウンリストから選択して「追加」ボタンを押します。
モデレータ
XooNIpsモデレータメニューの公開グループアイテム承認リンクをクリックします。
公開を承認または拒否するインデックスにチェックを付けます。
「Accept(承認」)または「Reject(拒否)」ボタンをおして公開を承認または拒否します。
モデレーターとして出来ることの説明です。
公開領域のインデックスツリーの編集です
XooNIps モデレータメニューの公開ツリー編集のリンクをクリックします。
サイトのデザインによっては、この位置にあるとは限りません。
Privateと同様の手順で操作出来ます。
サイトポリシーの新規ユーザ登録方法の設定でアカウント承認の方法の項目がモデレータが確認してアカウントを承認するの場合には登録ユーザーがXooNIpsの機能を利用できるようにするためにアカウントの承認をする必要があります。
XooNIps モデレータメニューのユーザ承認のリンクをクリックします。
リンクをクリックすることで以下の機能が実行されます。
メールアドレス
メーラーが起動してそのメールアドレスにメールを送ることが出来ます。
詳細
ユーザーが登録した情報の詳細画面を表示します。
承認
ユーザーの承認又は拒否が出来ます。承認をしないとユーザーはXooNIpsの機能を利用できません。
Public領域にアイテムを公開するかどうか、審査・承認が出来ます。
XooNIps モデレータメニューの公開アイテム承認のリンクをクリックします。
「Accept(承認)」「Reject(取り下げ)」のボタンを押すことで実行可能です。
公開済みアイテムの公開取り下げをすることが出来ます。
Index Treeや検索を利用して公開を取り下げたいアイテムの詳細画面を表示させます。
Indexの項目の「Withdraw」ボタンを押すと確認のダイアログが表示されますので「OK」を選択してアイテムの公開を取り下げます。
グループの作成と削除が出来ます。
XooNIps モデレータメニューのグループ編集のリンクをクリックします。
新規グループは、グループ作成の各項目に必要事項を入力して「送信」ボタンを押すことで作成できます。
グループの削除は削除のリンクをクリックすると、確認のダイアログが表示されますので「OK」を選択して削除します。
グループ名
グループの名前を入力します。
グループ詳細
グループの説明文を入力します。
グループ管理者
グループ管理者を選択します。複数人選択することも可能です。
登録可能なアイテムの最大個数
グループ領域へのアイテム登録数上限値を入力します。
登録可能なインデックスの最大個数
グループIndexのKeyword数の上限値を入力します。
登録可能なアイテムの最大ディスク容量[MB]
グループ領域で使用するデータ領域の最大値をMB単位で入力します。
XooNIpsが取得しているイベントログをCSV形式ファイルでダウンロードしたり、グラフ化することが出来ます。
XooNIps モデレータメニューのイベントログのリンクをクリックします。
イベントログダウンロード
イベントログのダウンロード
期間を指定してXooNIpsのイベントログをCSV形式ファイルでダウンロード出来ます。
イベント別
トップページのアクセス、アイテムへのアクセス、アイテムのダウンロード、新規ユーザーの登録とアイテム登録について期間を指定してCSV形式ファイルでダウンロードするかグラフ化して表示することが出来ます。
登録状況確認
ユーザー及びアイテム一覧を見ることが出来ます。
システム管理者時として出来ることの説明です。
XooNIpsでは登録したアイテムは登録したユーザーのみがアイテムの変更・修正が可能です。
システム管理者は他ユーザー権限での実行が出来ますので、他ユーザーの登録したアイテムであっても変更・修正が可能となります。
XooNIps ユーザメニューのアカウント切り替えのリンクをクリックします。
ドロップダウンリストからユーザーを選択してシステム管理者のパスワードを入力します。
ユーザーとしての作業を終了したら、XooNIps ユーザメニューのアカウント切り替え(ユーザー名)の終了のリンクをクリックします。
他のXooNIpsサイトへアイテムやIndexTree構造を利用出来るようにする為のファイル書き出し機能です。
サイトポリシー設定のImport/Exportの項目でenabledの項目がYesに設定されている場合は登録ユーザーでもインポート・エクスポートが可能になります。
エクスポートされる内容
アイテム
同一のIndex keywordに登録されている複数のアイテムを同時にエクスポートすることも出来ます。
添付ファイルをエクスポートするかどうかはサイトポリシー設定のImport/Exportでの設定で決定されます。
Index Tree keyword
Indexの構造をエクスポート出来ます。
エクスポートの手順
Index Tree keywordのエクスポート方法
アイテムが登録されていない空のIndex Keywordはエクスポート出来ません。
Index Keywordをクリックしてアイテム一覧画面を表示します。
エクスポートしたいKeywordをクリックして、「Export」ボタンを押します。
インデックスツリーをエクスポートするにチェックを入れます。再帰的にエクスポートする場合にはインデックスを再帰的にエクスポートするの項目をはいに設定してください。
エクスポートされる情報が表示されますので、確認した上で「ダウンロード」ボタンを押すとエクスポートファイルがダウンロードされます。
アイテムのエクスポート
検索などを利用してエクスポートしたいアイテムの詳細画面を表示して、「エクスポート」ボタンを押します。
添付ファイルを同時にエクスポートするかどうかの設定をします。
サイトポリシー設定のインポート/エクスポート設定で添付ファイルのエクスポートの項目がいいえの場合にはここで選択項目は現れません。
アイテムダウンロードのライセンス条項に同意して、合意するにチェックを付け「ダウンロード」ボタンを押すとエクスポートファイルがダウンロードされます。
他のXooNIpsサイトでエクスポートしたアイテムや、Index Keywordのファイルを読み込んで利用することが出来ます。
XooNIps ユーザメニューのインポートをクリックします。
Table 5.1. インポート機能
項目名 | 機能 |
---|---|
Importするファイル |
インポートするファイルを選択します。 |
公開インデックスに登録するアイテムを自動承認する |
アイテムのインポート先がPublic領域だった場合にアイテムの公開承認を自動的に行います。 |
エラーチェックだけを行う |
エラーチェックのみで実際のインポート処理は行いません。 |
ログを出力する |
インポート処理のログを表示します。(デフォルトでチェックが入っています。) |
インポート先のIndex Keywordにチェックを入れて、インポートファイルを選択したら「次へ」ボタンを押します。
ログを出力するにチェックをした場合、インポートエラーがあった場合には内容が表示されるので「戻る」ボタンを押して前の画面に戻り修正します。
エラーが無い場合は確認画面が表示されますので、「インポート」ボタンを押してインポートを実行します。
衝突の解決
インポートファイルに重複するKeywordやアイテムがある場合に上書きするかどうかの確認画面が表示されます。